2024.08.18

肌の菲薄化ひはくかってご存じですか？

表皮や真皮の厚みが失われ、肌が薄くなる現象を菲薄化ひはくかといいます。
若々しい印象の決め手となるパンッとした肌のハリが失われ、肌がコケたようになるのです。
原因は加齢にくわえて圧倒的な光老化や摩擦による炎症と言われています。
20代後半から30代になると真皮の弾力のもととなるコラーゲンは合成量よりも分解量が上回るようになります。
徐々に真皮のボリュームが失われ始めます。第三者から見たときにエイジングを感じるポイントは色ではなく、立体構造から感じる印象も大きいので、早めの菲薄化ひはくか対策がエイジングケアの一歩となります。

＜今から始める菲薄化ひはくか対策＞
肌を擦らないようなクッションとなるようなクリームやミルクのような柔らかなテクスチャーの剤を使って、優しく落とす。
肌再生のためには角層に水分がたっぷりあることが必要です。化粧水でしっかりと水分をチャージして。
菲薄化ひはくかする肌の奥の真皮や表皮とはうらはらに角層はごわつきがちに。古い角質をしっかりと取り除くピーリング作用のある美容液やふき取り化粧水の活用を。
肌の奥の真皮の材料となるコラーゲンやエラスチンの分解を抑える、産生を促す美容成分配合のエイジングケアでお手入れしましょう。